株価算定サポート
株価算定とは
株価算定は、企業価値を示す株価の算定を行うことです。
非上場企業では株式が市場で取引されていない分、株価がはっきりしません。
そのため様々な資料を元に、妥当な株価を算定する必要があります。
株価算定が必要になるケースは、
- ・同族株主間(※親族同士等)で株式を売買するとき
- ・相続または贈与で株を譲渡するとき
- ・M&Aの時に株式買い取り価格を算出するとき
- ・株式公開を行うために資金調達を行うとき
等、いくつか挙げられます。
株式算定の流れ
①目的確認
②資料の収集・分析検討
③評価方法の決定
ひとえに株価算定といっても様々な方法があります。
相続・贈与での株式評価の場合
類似業種比準方式
評価対象企業の主要指標である配当、利益、純資産等を類似する上場企業と比較し株価を算出します
純資産価額方式
評価対象企業の資産負債を財産評価基本通達に基づき評価したうえで算出した純資産価額を発行済株式数で割り、1株当たりの価値を算出します
配当還元方式
1株あたり配当金を一定の利率(10%)で割戻すことで株価を算出します
M&Aでの株式評価の場合
インカム・アプローチ
収益価値を基準とする方法。
将来予想されるリターンを現在価値に還元評価して算定します
マーケット・アプローチ
比較対象となる企業や類似業界を基準として相対的に算定します
コスト・アプローチ
評価対象会社の純資産に着目して算定します